新入生・新社会人の心のバイブル?原作もTV放送も見たことないのにブルーレイ大人買い作品に思う。【SOUND1】

 

☆失敗した時に傷つかないようにするために人間がとる行動とは?

こんにちは(^O^)/スキナレです。

人生で誰でも必ず訪れる「新入生」と「新社会人」という立場があります。

新しい環境で孤独にならないために、「仲間」を作ることは大切になってくるでしょう。

仲間を作るためには何かを共感しあったり、ともに何かを達成したりして、お互いの仲を深め合っていくというのも一つの手段となります。

何かを共感したり達成を得るためには、「一生懸命になること」「熱心になること」がどうしても条件としてあるわけですが、一生懸命になったり熱心に行動すると、必ず人と衝突が起こり失敗した時に人間はすごく傷つくものです。

その傷つき方は身体の外に「悔し涙」となって出てきます。

それが嫌だから一生懸命にならず熱心にならなければ、必然的に失敗はなく傷つかないでしょう。
失敗した時に傷つかないようにするために人間がとる行動とは、そうした行動をとって予防線を張ることなんだと思います。

ただそれは不真面目というわけではなく、「集団に参加はしてるけど無関心」という予防線を作るんだと思うんです。

人から「何熱くなってるの?」って言われずにも済むわけで、集団の中で浮いた存在にならずに済むでしょう。

失敗して傷つきたくない人は、自分自身をそれで納得させるんだと思います。

ただ・・・・・・。

この作品を見ていると、納得させて消していたはずの「一生懸命になること」と「熱心になること」に気づかされ、その結果としての「傷つくこと」という場所にたどり着きます。
それを持つことがむしろ人間として生きていくうえで大事なことと、一生の友人や仲間を作るうえで大事なことなんだと忘れていたそれらのことを思い出させてくれたようなそんな気がしました。

☆響け♪ユーフォニアム TV放送1期

 

作品の設定の一部(はじまり部分のみ)を紹介

 

中学時代に吹奏楽部でユーフォニアムという楽器を演奏していた黄前久美子(おうまえ くみこ)という主人公の女の子が、北宇治高校へと入学してきたところから物語が始まります。

黄前久美子

Blu-rayDisc 響け♪ユーフォニアム 1 第1回より 2015年

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 

ただ同じ中学の吹奏楽部の同級生で、トランペットという楽器を演奏していた高坂麗奈(こうさか れいな)という女の子に、久美子は「ほろ苦い思い出」を持っています。

中学時代の吹奏楽コンクールの府大会の結果発表時に、久美子の横で泣いている麗奈に、その先へは進めなかったけど、久美子は次のように言葉をつなぎます。

 

泣くほど嬉しかったんだ。良かったね金賞で。本気で全国行けると思ってたの?

 

Blu-rayDisc 『響け♪ユーフォニアム 1 第1回』 黄前久美子の台詞より 2015年 ©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 

しかしそんな久美子が発した言葉で、麗奈は久美子に激怒します。

 

 

あんたは悔しくないわけ?私は悔しい。滅茶苦茶悔しい。

 

Blu-rayDisc 『響け♪ユーフォニアム 1 第1回』 高坂麗奈の台詞より 2015年 ©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 

高坂麗奈

Blu-rayDisc 響け♪ユーフォニアム 1 第1回より 2015年

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 

久美子はそのトラウマを抱えつつも、高校入学してから同じクラスで、ひょんなことから出会って友達になった2人の女の子が久美子の前に現れます。

1人は中学時代テニス部の加藤葉月(かとう はづき)。

 

加藤葉月

Blu-rayDisc 響け♪ユーフォニアム 1 第1回より 2015年

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 

もう1人は中学時代にコントラバスという楽器を演奏していて吹奏楽部だった川島緑輝(かわしま さふぁいあ)。

 

川島緑輝

Blu-rayDisc 響け♪ユーフォニアム 1 第1回より 2015年

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 

久美子、葉月、緑輝の3人は紆余曲折を経て吹奏楽部に入部することになります。

しかしそこにはまさかの麗奈の姿があり、久美子は中学時代と同じく高校でも麗奈とともに吹奏楽部生活が始まります。

 

久美子はこの先麗奈と心を通わせることが出来るのか?

そして高校での吹奏楽部生活では、久美子自身が一生懸命で熱心になって全国にたどりつくことが出来るのか?

 

この作品はTV放送が1期と2期で2シーズンあり放映済み、1期と2期それぞれの総集編的映画が2本既に上映されました。

2018年4月上旬時点で派生作品と続編の映画の上映が2本予定されています。

 

今回の記事シリーズではTV1期第1回からお送りします。

 

実際に存在している街が舞台

 

最近のアニメの主流なのでしょうが、架空の街ではなく京都府は宇治市が舞台となっています。

ユーフォニアムという楽器

 

この楽器は何だかわかりますか?

 

正解はトランペットです。

吹奏楽に詳しくなくても、テレビ番組でよく出てくるくらい知られているような楽器です。

アイドルグループで例えると、常にセンターポディションにいて、歌のサビの部分を歌いまくる存在です。ですから見ている人の印象に残り、名前と顔を覚えられる存在でもあります。

 

ではこの楽器は何だかわかりますか?

 

 

正解は、これがユーフォニアムです。

吹奏楽に詳しくないと、まず誰も正解できないでしょう。(;^_^A

 

アイドルグループで例えると後ろにいて、歌のコーラスのみを担当しているような存在です。ですから名前と顔をなかなか覚えてもらえません。しかしたまにバラエティー番組に一人で出演して活動することもあります。

 

吹奏楽部で使われる楽器の分類は、主に「打楽器(だがっき)」「金管楽器(きんかんがっき)」「木管楽器(もっかんがっき)」「弦楽器(げんがっき)」の4つです。

これらの大まかなイメージと楽器の内容は次のようになります。

打楽器は読んで字のごとく、とにかく叩く楽器です。よく目にするのはシンバルではないでしょうか。

金管楽器は文章で説明するのが難しいのですが、オナラの音を真似する時に、「ぶ~~~~~」と長く唇を震わせるような感じで吹く楽器で、「金管」だから金属という訳ではなく、あくまで唇を震わせて音を出すという意味で金管楽器ということです。

木管楽器は唇を震わせて吹かない楽器ということになります。よく目にするのはフルートやサックスでしょうか。

弦楽器はで弾く楽器です。よく目にするのはバイオリンでしょう。

そしてトランペットやユーフォニアムは「金管楽器」に所属します。

 

とにかく吹奏楽で出てくる楽器は色んな管が取り付けられて出来ており、見た目はコンビナートといったところでしょうか。

 

 

吹奏楽では他に様々な楽器が使われています。

他の楽器について紹介されているページがございますので、知りたい方はこちらのページをご覧になるとよいでしょう。

参考 楽器紹介響け♪ユーフォニアムTV1期公式サイト

 

☆この作品に出会ったきっかけ

詳しくは別の機会にお話しすることとして省略しますが、お気に入りのグリーンティーフロートを提供してくれるお店がありまして、その本店が宇治市にあります。

「一度宇治市の本店に行ってみたい」ということが、宇治市を初めて訪れる機会となりました。
付け加えますが、僕はかなりの甘党です。

そして宇治市を訪れると、この作品と宇治市を走る京阪電車さんがその当時コラボレーションしていたようで、京阪宇治駅の構内にこれと似たようなパネルが置いてありました。

その時「ユーフォニアム」という文字が目に飛び込んできて、「またマニアックな楽器を取り上げているなぁ」という印象が心のどこかに残るような形ぐらいで、その際は強い関心はなかったです。

 

薄々お気付きだと思いますが、実は僕は高校3年間吹奏楽部に所属していました。

しかも楽器はユーフォニアムです。(;^_^A

そして宇治市を訪れてから時がたち、詳しくは別の機会にお話しするとして、ある別の映画作品を観に映画館を訪れた時でした。

よく映画館では観たい作品の本編上映前に、同時期やこれから放映予定の他の作品の宣伝時間があると思います。

その時にこの作品の宣伝が不意に流れてきたのです。

「あれ?京阪宇治駅構内のパネルで見た作品だなぁ」と最初は思ったのですが、次の瞬間思わず息を殺して映像に食いつきました。

 

それはコンクールで演奏する直前の控室での一コマでした。

高校時代のあのコンクールの演奏前のド緊張状態が、昨日のことのように不意に思い出され、あたかも今から自分が演奏するような錯覚に陥りました。

それと同時にその控室に、当時の顧問の先生の姿や吹奏楽部員の姿が、そこにいるような感じでリアルに思い出されました。

 

 

凄いリアルに描いているなぁ。

 

これは観ないといけないんじゃないか。

 

とはいえ、この作品について全く知りません。

調べると、どうやら原作小説が存在し、既にTV化されてはいるもののTV1期の放映は終了していました。

原作者さんには申し訳ないのですが、映画館での宣伝映像に食いついた分、原作よりも映像でどうしても見たい衝動に駆られます。

その後自分でも不思議でとんでもない行動に出ました。

皆さんがドラマやアニメ等を気に入ると、TVや映画で放映後にDVDなりBlu-rayなりを購入することはあると思いますし、僕もそうです。

人生で初めてでした。それは

 

原作もTV放送も観てないのに、いきなりBlu-ray全巻大人買いしたということです。

 

500歩譲って予習のためにレンタルはあると思います。

はっきりとした根拠はないですが、僕の中で「間違いない。失敗はない」というものがありました。

こうしてこの作品の世界に、以降どっぷりと浸かるということになります。

 

別の作品を映画館で観る機会がなかったら、この作品に出会えなかったでしょうし、そもそもその別の作品に出会うきっかけもまたありました。

そして高校時代3年間吹奏楽部でユーフォニアムを吹いてなかったら、この作品に強い関心を持たなかったでしょう。

それを考えると「縁」というか「流れ」というものが物事あるのだなぁっとしみじみ思います。

 

☆第1話の一部を部分的にピックアップ

 

サブキャラクターが一生懸命で熱心な人間・主人公が不真面目ではないけど一生懸命ではなく熱心でない人間という摩訶不思議な構図

 

部活作品に限らず、何らかの集団作品でよくあるのが、主人公は一生懸命で熱心なのに周りはサボってやる気がないパターンだと思います。

そしてそんな主人公に周りが感化されて、徐々にやる気を出して一致団結していくという一般的な作品の流れがあるでしょう。

しかしこの作品は主人公久美子がさほど情熱的ではなく、割と淡々と日常を過ごしていて、サブキャラクターである麗奈の方が情熱的で目標意識も高いというところがあり、一般的な作品とは真逆の流れをとっているということです。

主人公がサブキャラクターに引っ張られていくということでしょうか。

でも主人公久美子のような人間の方が多く、サブキャラクターの麗奈のような人間の方が今では珍しいのかなという観点では、これこそがリアルなのでしょう。


第1話のうち【SOUND1】の記事に必要な部分のみを状況説明(設定と背景)

 

第1話冒頭では主人公久美子が中学時代のコンクール府大会の結果発表時に、悔し涙で打ちひしがれている麗奈に次のように思わず口にします。

 

本気で全国行けると思ってたの?

 

Blu-rayDisc 『響け♪ユーフォニアム 1 第1回』 黄前久美子の台詞より 2015年 ©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 

ただ久美子は意地悪な顔で言っているわけではなく、その先の全国へは進めなかったけど、次のように言葉を発しました。

 

 

はぁ・・・金だ・・・ダメ金だけど、金

 

Blu-rayDisc 『響け♪ユーフォニアム 1 第1回』 黄前久美子の台詞より 2015年 ©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 


レビュー

 

金賞の結果自体には、久美子が安堵の表情を浮かべてはいます。

本気で全国大会へ向けて取り組んでいた麗奈が見せる悔しさと、そこまで目標意識が高くなかった主人公久美子が感じるコンクールの府大会の結果の受け取り方は、本気だった人間とそうでない人間の差が出てくるものだと改めて感じることでしょう。

「本気」という言葉はどこか照れ臭いもので、年齢を追うごとに言葉にする機会は少なくなります。

年齢を追うごとに夢や理想ばかりでなく、現実を見ることが多くなるでしょう。

だからこそ「本気」で取り組んで「夢と理想」を叶えるということが照れ臭くもあり、人から「出来るわけがない」という言葉で否定されたりもし、主人公久美子もまた「全国大会なんて行けるわけがない」と人から否定されたわけではありませんが、自分自身で思っていたんだと思います。

 

そういう意味合いではこの作品は、「一生懸命になること」と「熱心になること」で、本気で取り組んだ人間が味わう喜びと悔しさを提供してもらえる作品なのかなと思いました。

目標意識が低かった主人公久美子が、反対に目標意識が高かった麗奈と同じ高校の吹奏楽部で再び出会い、主人公久美子がどう反応しているのか、果たして第1話でどのように展開していくのでしょう?

☆スキナレの体験から(おわりに)

 

この作品シリーズでは吹奏楽コンクールの府大会から全国大会へ向けてが描かれています。

高校時代全国大会とは無縁の「よく行って県大会止まり」の僕からすると、異次元のような話でした。

ですからサブキャラクター麗奈よりも、主人公久美子の気持ちの方が僕自身の等身大に近いです。

ただ高校時代の吹奏楽部にいた当時の自分を思い起こしてみると、気持ちは主人公久美子寄りであっても、取り組み方はサブキャラクター麗奈そのものだったかなぁと思っています。

それは恐らく全国大会という目標意識ではなく、「先へ進めなければもうこのメンバーで演奏できなくなる」という理由から、本気で取り組むという心境だったかもしれません。

人が好きなんだと思います。(;^_^A

 

この作品記事は今後シリーズとして各作品各話ごとに、今回の【SOUND1】のような記事構成で展開予定です。

またこの作品は吹奏楽コンクールが軸になったりしてますので、その辺の大会概要や「ダメ金」等といった言葉を含めたものを【SOUND6】で簡単に説明しています。

 

シリーズ一覧


響け♪ユーフォニアム TV1期 シリーズ一覧
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