こんにちは (^^)/
【運営組織編】では、大会を運営している団体にスポットを当てて団体の種類を掲載してきました。
それを美容院で言うところのどんな髪型があるのかを意味するカットとするならば、どんな髪の色があるのかを示す具体的な大会の種類である【大会種類編】はカラーリングです。
【大会種類編】は【運営組織編】を頭に残して頂かないと、なかなかイメージしにくいような場面もありますので、回りくどいですがそういう形にさせていただきました。両編は出来ればセットで読んでみましょう。
なお以下の記事では、細かい勝敗の決定方式などが非常に多く広範囲に及ぶことから、伝わりやすくするためにそうしたものを省略させていただいている部分がありますので、よろしくお願いいたします。(#^.^#)
目次
日本のプロサッカークラブチーム
Jリーグ
JFAと公益社団法人日本プロサッカーリーグが主催する日本国内の大会です。

クラブチームが自分たちの街や対戦相手の街でそれぞれ試合を行い、勝ち「3点」引き分け「1点」負け「0点」といった勝ち点方式と呼ばれるリーグ戦で年間の順位を決め、例年2月から12月にかけて行われる一番長丁場な大会でもあります。
またこの大会は、最上級のスポンサーを頂いている保険会社「明治安田生命」さんの企業名が大会名です。
J1・J2・J3

Jリーグの大会に参加するプロサッカークラブは多いので、Jリーグの大会成績やチームの規模等に応じて、一番上からJ1・J2・J3と3つのグループに分けています。
J1・J2・J3への所属は、この大会の前年の成績等に応じて毎年入れ替わるのがこの大会の最大の特徴です。
スキナレ
天皇杯
JFAと公益社団法人日本プロサッカーリーグが主催する日本国内の大会です。

負けたら終わりの1発勝負のトーナメント方式で試合を行い、例年5月から翌年1月にかけて行われる大会になります。
またこの大会は、皇室関係の事務を行う宮内庁(くないちょう)から渡されるトロフィー(天皇杯)が大会名です。
スキナレ
YBCルヴァンカップ
JFAと公益社団法人日本プロサッカーリーグが主催する日本国内の大会です。

クラブチームが自分たちの街や対戦相手の街でそれぞれ試合を行い、勝ち「3点」引き分け「1点」負け「0点」といった勝ち点方式と呼ばれるリーグ戦で、A~Dの各グループに分かれて予選を行います。

続いて負けたら終わりのトーナメント方式に移るのが最大の特徴の大会であり、例年3月から11月にかけて行われる大会です。
またこの大会は、最上級のスポンサーを頂いているお菓子会社「ヤマザキビスケット(YBC)」さんのお菓子の商品名「ルヴァン」を使って、企業名と商品名を大会名にしています。
スキナレ
優勝チームが決まるのは例年10月下旬か11月上旬頃になるから、その時にスポーツニュースでよく見聞きする大会かもしれないね。
大まかなイメージとして、負けたら終わりの1発勝負のトーナメント方式という風に捉えましょう。
またJリーグ・YBCルヴァンカップ・天皇杯は日本国内3大大会と言われています。
フジゼロックススーパーカップ
JFAと公益社団法人日本プロサッカーリーグが主催する日本国内の大会です。

前年のJ1優勝チームと天皇杯優勝チームが試合を行う負けたら終わりの1発勝負方式で試合を行い、例年2月下旬ごろに行われる大会になります。
またこの大会は、最上級のスポンサーを頂いているプリンター製造会社「富士ゼロックス」さんの企業名が大会名です。
スキナレ
ACL(AFCチャンピオンズリーグ)
AFCが主催する国際大会です。

前年J1の1位から3位のチームと天皇杯優勝チームが参加するアジア一のクラブチームを決める大会で、例年2月ごろから11月にかけて行われる大会になります。
この大会で優勝しますと、次に取り上げますFIFAクラブワールドカップへの出場権が得られます。
大まかなイメージとして、前年J1の1位から3位のチームと天皇杯優勝チームが参加するという風に捉えましょう。
ここでは大まかなイメージのみを捉えましょう。
FIFAクラブワールドカップ
FIFAが主催する国際大会です。

FIFAは世界を欧州・アフリカ・アジア(AFC)・オセアニア・北中米カリブ海・南米の6つのグループに分けていました。その各地のクラブチーム代表が試合をして世界一のクラブチームを決める大会です。
ここでは大まかなイメージのみを捉えましょう。
日本代表チーム
AFCアジアカップ
AFCが主催する国際大会です。

アジアの国別の代表チームが試合をしてアジア一の国別の代表チームを決める4年に1度の大会です。
ここでは大まかなイメージのみを捉えましょう。
FIFAワールドカップ
FIFAが主催する国際大会です。

FIFAは世界を欧州・アフリカ・アジア(AFC)・オセアニア・北中米カリブ海・南米の6つのグループに分けていました。その各地の国別の代表チームが試合をして世界一の国別の代表チームを決める4年に1度の大会です。
ここでは大まかなイメージのみを捉えましょう。
年代別代表
代表チームは年齢別に分かれて、その年齢別の代表チームごとに最終的に目指していく大会が異なります。
「U」というのは「以下」という意味で、例えば「U-15」になりますと、15歳以下のチームです。

例えばU-15は、1年経過するごとにU-16⇒U-17とチーム名が変化します。
一番上の代表チームが年齢制限なしの代表チームです。そのチームは一般的に「A代表」や「フル代表」と呼ばれています。
スキナレ
技術委員長が代表監督になる例(コーヒーブレイク)

今まで日本代表監督を推薦する立場だった元技術委員長の西野朗(にしの あきら)さんは、日本代表(A代表・フル代表)の監督に就任されました。
この場合、技術委員長がもともとJFA所属なため、日本代表監督になってもJFA所属の立場は変わりません。
スキナレ
J1の大会に参加するクラブチーム監督が代表監督になる例(コーヒーブレイク)

J1の大会に参加しているクラブチームであるサンフレッチェ広島の元監督森保一(もりやす はじめ)さんは、そのクラブチームに監督として所属して、その後JFA技術委員長の推薦を受けU-21日本代表の監督に就任しました。
それにより株式会社サンフレッチェ広島所属からJFA所属へと立場が変わっています。
スキナレ
A・フル日本代表の監督とU-23オリンピック日本代表監督が同じ人の例(コーヒーブレイク)
STEP1

前の復習から入りますが、代表チームは年齢別に分かれて、その年齢別の代表チームごとに最終的に目指していく大会が異なります。
STEP2

当然のことながら、各年齢別の日本代表監督は、各年齢別に違います。
STEP3

ところが2018年7月26日、史上2人目で日本人としては初めての「A・フル日本代表」と「U-21日本代表」の両方の監督を兼ねる人が誕生しました。その方の名は森保一(もりやす はじめ)さんです。
スキナレ
まとめ
各大会ごとに主催者が異なるところと、国内試合なのか国際試合なのか、どのチームが活動していくのかというところをポイントにして見てみましょう。
大会 | 主催 | 国内or国際試合 | チーム |
---|---|---|---|
Jリーグ | JFA・(公社)日本プロサッカーリーグ | 国内 | クラブチーム |
天皇杯 | JFA・(公社)日本プロサッカーリーグ | 国内 | クラブチーム |
ルヴァンカップ | JFA・(公社)日本プロサッカーリーグ | 国内 | クラブチーム |
ゼロックス | JFA・(公社)日本プロサッカーリーグ | 国内 | クラブチーム |
ACL | AFC | 国際 | クラブチーム |
クラブワールドカップ | FIFA | 国際 | クラブチーム |
アジアカップ | AFC | 国際 | 代表チーム |
ワールドカップ | FIFA | 国際 | 代表チーム |
【運営組織編】と【大会種類編】の2回にわたりお伝えしてきました。
これでTVをつけて、アナウンサーさんが大会名を言った時に、「あの大会の事ね」っと思い描いて貰えたら嬉しいです。(#^.^#)
お付き合いいただきありがとうございました。
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